立地の良いプラント
アグリプラント甲斐の木のプラントは、国道9号線から江津道路江津西ICに向かう付近にあります。平地から山道へとなだらかな傾斜が続く途中にあり、日本海の潮風がミネラルを運んできます。町中から近く、自然もあるそんな便利な立地です。
自動制御・遠隔操作の最新設備
おいしいトマトを作るためには、ストレスをトマトにかけることが大切です。しかし、いきすぎては傷んでしまいます。
だからこそ、徹底したデータ管理と予測が必要です。私たちは、自動制御、遠隔操作ができるハウスにすることで管理品質を高次元に保てるようにし、
その分、現場作業に力を注ぎ、現場で起こっていることに対処しやすくしています。
だからこそ、安定して高品質のトマトがつくりだせるのです。
- ■ハウス規模
・間口:50.4m×奥行30m(7連棟)面積1,512㎡
・栽培ベット:7系統42レーン
・栽培品種:フルティカ
・定植予定時期:8月中旬頃
・収穫量:約11t(1作)
- ■ハウス形状 - Uトラス連棟ハウス
トラス構造により従来のハウスよりも採光性が優れている。
耐風性においても、鉄骨ハウス並みの性能を備えている。
肩高が2.5mあるため、側面の換気開口が高くなり、ハウス内の温度調整や二酸化炭素の取り入れがしやすくなる。
ハウス内の空気が増えるため、日射や寒風などの外環境からの影響を受けにくくなる。
- ■栽培方法 – 特殊フィルム栽培
フィルム上に1~2cm厚程度の培土を敷均し、その上にて栽培を行う。医療用にも使用されているフィルムのため、フィルム下部からの細菌を防止できる。フィルムにより給水を妨げることによりトマトは水と養分を吸収しようと膨大な数の毛細根を発生させ、フィルム表面に付着する。その効果により、糖分アミノ酸などが促進される。
■加湿装置
冬場のハウス内温度を15度設定とし、冬場においても栽培が可能。燃料は、ガスを使用しているため、スス等の汚れが排出される心配もなく安全な温風を排出。メンテナンスも容易である。
■複合制御盤・アグリネット
ハウス内の設備を複合的に制御することができる。アグリネットにより、ハウス内の環境を「いつでも」「どこでも」モニタリングすることができ、さらに携帯やパソコンにてハウス内の設備を遠隔操作することができる。これにより、「栽培ノウハウの蓄積」「省エネ・省力化」「収量・品質の安定と向上」が実現できる。
■噴霧器設備
動力噴霧器は、2台を設置。ノズルは静電気の力で高い防除効果と農薬削減を両立できる「静電噴口」を採用。「農薬用流量計」を使用することで、ムダな散布を抑制できる。自社トマトは、島根県の「美味しまね認証」を取得しているため、安心安全な品質管理体制を徹底できる。
■給液装置
設定を行った時間帯に養水分を自動的に供給できる。
■光合成促進機
CO2をハウス内へ供給することにより光合成が促進され、増収・品質向上が可能。
働きやすい環境を目指して
栽培方法を工夫し、自動制御を活用して品質を高めても、現場作業をする人間がしっかりと作業できなければ、よいトマトはつくれません。気持ちよく、集中力をもって栽培ができるよう環境整備を行っています。
■環境衛生設備-トイレ(洋式タイプ)
洋式トイレを2台設置。男性、女性それぞれのプライバシーを保護。体力面への配慮、使い勝手のよいトイレとし、精神的なストレスを軽減させるため、洋式タイプを選定した。
■環境衛生施設・中継拠点施設
作業員・利用者の休憩室及び、資材格納庫として使用。
日本一のトマトづくりと
賃金のアップを目指しています